防災ブログ・「みのるの備え日記」未来への不安・家族を守る設計図

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🔖シリーズ企画 防災庁を呼べ! ―未来と子どもと家族のために !! ―「1人の自分は関係ない?」

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今回のシリーズテーマ!
 

【防災庁シリーズ】全6回 内閣府提言書記事あり

第1回:防災庁を呼べ! ―未来と子どもと家族のために!!「1人の自分は関係ない?」

第2回:防災庁を呼べ!第2回 「防災庁」がない日本──災害大国に“司令塔”がなかった理由とは?

第3回:防災庁を呼べ! 第3回:「防災庁」はどこに置くべきか?──地方誘致と“司令塔の距離”問題に迫る!

第4回:「防災庁と内閣府は何が違うの?」  ──常設かつ現場連携を重視した“真の司令塔”とは何か

第5回:📝シリーズ企画|防災庁を呼べ! 第5回:「防災庁ができたら何が変わる?」

第6回:🏛️ シリーズ企画|防災庁を呼べ!第6回 「防災庁の設計とは何か?──法律・政策・BCPを統合する“国家の防災設計図”を描け」 真っ先にすべきことは何なのか?

 

今回のテーマ!

📝シリーズ企画|防災庁を呼べ!

第1回:防災庁って、そもそも何?

■ はじめに|「防災庁ってあるの?」という疑問から
■ 「防災庁を誘致する」って、どういうこと?
■ 「家族もいない自分には関係ない」?

はじめに|

「防災庁ってあるの?」という疑問から

「防災庁」という言葉をニュースや記事で見かけたことがある方も多いかもしれません。
けれど実際にその存在を知る人は、意外と少ないのではないでしょうか?

実は――
2025年現在、日本には“防災庁”という国家機関はまだ存在していません。

「え、ないの?」と驚いた方もいるかもしれません。
災害が頻発するこの国に、防災庁がない――そのこと自体が、じつは大きな問題の一つなのです。

 

「防災庁を誘致する」って、どういうこと?

ここ数年、全国のいくつかの自治体が「防災庁を自分たちの地域に誘致したい」と表明しています。
たとえば、愛媛県熊本県徳島県静岡県などが、その動きを見せています。

「誘致」というと、大学や企業、観光施設などを思い浮かべる人が多いと思いますが、今回は国家機関=省庁が対象。
「防災庁を呼びたい」と各地が名乗りを上げているのです。

なぜ、そんな動きが生まれているのでしょうか?

それは、各地域がこう考え始めているからです。

「災害時に本当に役立つ“防災の司令塔”が必要だ」
「それは東京にある必要があるのか?」
「むしろ現場と近い地方こそ、機能すべきじゃないか?」

つまり、“防災庁の誘致”は単なる地域振興や利権の話ではなく、
「命を守る力」をどこに置くかという、本質的なテーマでもあるのです。

 

「家族もいない自分には関係ない」?

こうした話をすると、ある種の“壁”にぶつかることがあります。

「うちは子どももいないし」
「1人暮らしだし、防災なんて自分には関係ないよ」
「所詮“国の話”でしょ?」

その気持ちもわかります。
でも少しだけ立ち止まって、こう考えてみてほしいのです。

災害が起きたとき、あなたのもとに最初に届くのは「制度の力」です。

避難所が開設され、物資が届き、支援体制が整う。
それを機能させるには、明確な司令塔と、準備された仕組みが必要です。

現状、日本では防災に関する指揮系統が複雑に分かれており、
国・県・市町村がそれぞれ責任を持ちつつも、“誰が最終判断するのか”が不明確になる場面が多いのです。

それを解消する一手として、「防災庁の創設」が今、強く求められているのです。

 

「未来の誰か」の話ではなく、「未来のあなた」の話

防災の話は「家族を守るため」「子どもを守るため」と語られることが多いです。
それはもちろん大切な視点です。

けれど同時に、これは**“未来のあなた自身”を守る話でもある**のです。

──高齢になったとき、自分で逃げることが難しくなったら?
──仕事中に地震が起きて、帰宅困難になったら?
──知らない町で災害に巻き込まれたら?

誰にでも訪れ得る未来。
そのときに必要なのは、「頼れる制度」「すぐに動く仕組み」です。

だからこそ、「防災庁を呼ぶ」という動きは、
**“他人のため”だけでなく、“自分自身の明日の命を守る選択”**でもあるのです。

 

「防災庁」は本当に必要? その問いを立ててみよう

「防災庁を呼べ!」――そう言うと、大げさに聞こえるかもしれません。

でも、南海トラフ地震はいつ来てもおかしくないと言われ、
地震、台風、水害、土砂災害、噴火…どれも年々増加・激甚化しています。

その中で、日本は本当に「今のままの仕組み」で命を守れるのか?

それを問い直す時期に、私たちは来ているのです。

 

次回予告|なぜ「防災庁」がまだ存在しないのか?

次回の記事では、「なぜいまだに日本に“防災庁”が存在していないのか?」というテーマに切り込んでいきます。

  • なぜ“内閣府防災担当”では不十分なのか?
  • 防災庁ができると、何が変わるのか?
  • 「省庁の誘致」は本当に現実的なのか?

制度の壁、政治の動き、地方との関係性――
それぞれを解きほぐしながら、一緒に考えていきましょう。

 

🔗次回予告・

  • 【第2回】なぜ「防災庁」は今までなかったのか?
  • 【第3回】防災庁と内閣府、何が違うの?
  • 【第4回】誘致する自治体の本気度と裏側
  • 【第5回】防災庁がある未来・ない未来

 

📝最後に

このテーマは、ニュースや政治の話ではなく、
**「あなたの暮らしの話」**です。

そして防災は、“何かを守ること”ではなく、
**“誰かを諦めない仕組みをつくること”**でもあると、私は思っています。

その第一歩として、ぜひ一緒に「防災庁」という構想を見つめてみませんか?

 

【防災庁シリーズ】

🔖シリーズ企画  防災庁を呼べ! ―未来と子どもと家族のために!!「1人の自分は関係ない?」

🔖シリーズ企画 防災庁を呼べ!第2回 「防災庁」がない日本──災害大国に“司令塔”がなかった理由とは?

🔖シリーズ企画 防災庁を呼べ! 第3回:「防災庁」はどこに置くべきか?──地方誘致と“司令塔の距離”問題に迫る!

 

 

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