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災害前も、災害後も「家族生活を続ける」ための備えを計画します


「家が凶器になる・家族生活の継続ができない」対応策は「今、設計」できます。
「家族を守れるのか?」
その心配と向き合う
勇気を生むのは──知識だけ。
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その一歩を、私たちが助けます。
── みのる防災


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はじめまして。このページでは「防災ってなにからはじめるの?」
この疑問・お悩みを持つ方にお応えします。
【情報提供者】
防災士・BCP・リスクマネジメントの研究発信
運営管理者 みのる防災総合事務所
代表 森 実成

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家族防災は何から始める?|FCP・家族防災会議・家族防災組織の全体像をやさしく解説
はじめに
家族の防災を考えようとすると、
-
何を備えたらいいのか
-
どこまで準備したらいいのか
-
家族で何を話し合えばいいのか
-
役割分担は必要なのか
など、いろいろなことが気になってきます。
そして調べれば調べるほど、情報が増えすぎて、
「結局、何から始めればいいの?」
となりやすいのも家族防災の特徴です。
そこでこの記事では、家族防災の全体像を整理します。
このブログでは、家族防災を
FCP(家族生活継続計画)
→ 家族防災会議
→ 家族防災組織
→ 継続的な見直し・改善
という流れで考えています。
つまり、防災グッズを買うところから始めるのではなく、
家族で何を守りたいのかを考え、話し合い、形にし、続ける
という順番で考える、ということです。
この記事は、その全体設計図になるページです。
家族防災は「思いつき」では続かない
家族防災というと、
-
非常食を買う
-
水を備蓄する
-
防災バッグを作る
-
ハザードマップを見る
といった行動から始めることが多いと思います。
もちろん、それ自体は大切です。
しかし実際には、ここから始めると途中で止まりやすくなります。
なぜなら、
-
何を基準に備えるのか
-
どこまでやればいいのか
-
家族でどう分担するのか
-
どのタイミングで見直すのか
が決まっていないからです。
その結果、
「備えたけど続かない」
「家族に話しても伝わらない」
「一人で頑張って終わる」
という状態になりやすくなります。
家族防災に必要なのは、気合いではありません。
考える順番を整えることです。
家族防災の全体像
このブログでは、家族防災を次の4層で考えています。
1.FCP(家族生活継続計画)
上位レイヤーです。
災害が起きても、家族の生活をできるだけ続けるために、
-
何を守りたいのか
-
どんな生活を維持したいのか
-
何が止まると困るのか
を整理する考え方です。
企業にBCP(事業継続計画)があるように、家庭にも「生活を継続する視点」が必要です。
このFCPがあることで、防災グッズや備蓄が「目的のない買い物」ではなく、生活を守るための手段として整理されます。
2.家族防災会議
FCPで見えてきた考え方を、実際に家族で共有する場です。
-
何を守りたいのか
-
災害時にどんなことが困るのか
-
誰が何をできるのか
-
どこを改善したいのか
を家族で話すことで、防災が一人だけの努力ではなく、家族の共通認識になっていきます。
家族防災会議は、難しい会議ではありません。
お茶を飲みながらでも、
食事のあとでも、
短時間でもかまいません。
大事なのは、
家族が「防災を家族のこととして話せる状態」を作ること
です。
なお、用語としての「家族防災会議」の定義は、用語集の記事でも整理しています。
3.家族防災組織
家族防災会議で話し合ったことを、役割や行動に落とし込んだものです。
たとえば、
-
誰が情報を確認するか
-
誰が備蓄を見直すか
-
子どもは何を担当するか
-
高齢の家族がいる場合は誰が支えるか
などを、家族の実情に合わせて整理していきます。
ここで大切なのは、立派な組織図を作ることではありません。
家族の中で「できること」を見つけて、少しずつ形にすることです。
家族防災組織ができると、防災は「気が向いた時だけやること」ではなく、日常の中で続けられる仕組みに変わっていきます。
4.継続的な見直し・改善
家族防災は、一度決めたら終わりではありません。
子どもの成長、
住まいの変化、
家族構成の変化、
高齢化、
働き方の変化などで、必要な備えも変わっていきます。
だからこそ、
-
定期的に見直す
-
少しずつ改善する
-
無理のない形に直していく
ことが大切です。
企業のBCPも、一度作って終わりではなく、改善を重ねていきます。
家族防災も同じです。
順番が大切です
家族防災で一番大切なのは、順番です。
多くの人は、
備蓄する
↓
グッズを買う
↓
疲れる
↓
続かない
という流れになりがちです。
しかし本来は、
何を守りたいかを考える
↓
家族で話し合う
↓
役割を決める
↓
必要な備えを整える
↓
少しずつ見直す
という順番の方が続きます。
この順番で考えると、防災は「買い物」ではなく、
生活を守る仕組みづくり
になります。
このブログでは、こう読んでください
このカテゴリを初めて読む方は、次の順番がおすすめです。
① まず全体像をつかむ
この記事です。
家族防災を、FCP・家族防災会議・家族防災組織という流れで整理して見ていきます。
② FCPを知る
次に、家族防災の上位レイヤーであるFCPの記事を読むと、なぜ家族防災に「生活継続」の視点が必要なのかが見えてきます。
③ 家族の理念(FCP)・目的と行動指針を考える
(FCPでは理念と目的、家族防災会議では目的と行動指針を整理します)
家族の理念や目的を考えることで、「わが家は何を守りたいのか」が少しずつ言葉になります。
ただし、会社のようにしっかりとした経営理念やMVVのレベルまで作る必要はありません。
家族で共有できる、短い言葉で十分です。
④ 家族防災会議を考える
定義記事や関連する記事を通じて、家族防災会議の意味や役割を確認します。
⑤家族防災組織の記事群へ進む
実際の役割分担や改善方法、家族の中でどう形にしていくかを考えていきます。
⑥ 72時間の壁やSRT、防災士化へ広げる
さらに深く考えたい方は、緊急時対応や家族から防災士を生み出す考え方にも進めます。
家族防災は「家族の経営」に少し似ている
家族防災を考えていると、私はよく
家族も一つの小さな組織
だと感じます。
会社に理念があり、
目的があり、
会議があり、
役割分担があり、
改善があるように、
家族にも同じような流れがあります。
だから家族防災も、
-
理念
-
目的
-
話し合い
-
役割分担
-
改善
という流れで考えると、ぐっとわかりやすくなります。
これは難しい話ではありません。
むしろ、
家族の暮らしを大切にするための、やさしい設計
だと思っています。
まとめ
家族防災は、防災グッズをそろえることから始まるとは限りません。
まず必要なのは、
-
何を守りたいのかを考えること
-
家族で話し合うこと
-
役割を少しずつ形にすること
-
続けられる仕組みにすること
です。
このブログでは、それを
FCP(家族生活継続計画)
家族防災会議
家族防災組織
というレイヤーで整理して考えています。
このページを入口にして、わが家に合った家族防災を少しずつ組み立ててみてください。
完璧でなくて大丈夫です。
小さく始めて、少しずつ続けること。
それが、いちばん強い備えになります。
備えは愛だ。
▶ 次に読むおすすめ記事
■ 家族防災の土台を考える(FCP)
家族防災を「続く形」にするためには、
まず「何を守りたいのか」を考える必要があります。
■ 家族で話す(家族防災会議)
防災を一人で抱え込まないために、
家族で話す場をつくることが大切です。
👉 家族防災会議の考え方はこちら
👉 ※用語としての定義はこちら
■ 形にする(家族防災組織)
話し合った内容を、実際の行動や役割に落とし込みます。
■ さらに深く考える
👉 72時間の壁
👉 SRTで考える家族防災
👉 家族から防災士を生み出す