香川県の防災を考えるとき、最初に向き合うべき現実 ――「ため池」という、静かなリスクについて

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香川県・防災とBCP

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ため池

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今回のテーマ!

 

香川県の防災を考えるとき、最初に向き合うべき現実

――「ため池」という、静かなリスクについて

香川県の防災を語るとき、

多くの人がまず思い浮かべるのは
南海トラフ地震津波高潮かもしれません。

しかし、香川には
全国的にも極めて特徴的な災害リスクがあります。

それが 「ため池」 です。


■ 全国最多クラスの「ため池県」香川

香川県には、
1万4千か所以上 のため池が存在するとされています。

これは、
降水量が少なく、古くから農業用水を確保する必要があった
香川の歴史と地形が生んだものです。

ため池は、
・農業を支える大切なインフラ
・地域の暮らしを守ってきた資産

である一方、
ひとたび異常が起きれば、災害リスクに直結する存在
でもあります。


■ ため池は「地震」だけで壊れるわけではない

ため池の危険性は、
単純に「地震が来たら決壊する」という話ではありません。

主なリスクには、次のようなものがあります。

  • 地震による堤体(堤防)の損傷

  • 集中豪雨・線状降水帯による越流

  • 老朽化による内部崩壊

  • 管理者不在・点検不足

  • 下流に住宅地・事業所が広がる立地条件

特に香川県では、
平野部にため池が点在し、その下流に人の生活圏がある
というケースが少なくありません。

これは、
「静かに存在しているが、条件が重なると一気に牙をむく」
タイプの災害リスクだと言えます。


ハザードマップはある。でも、十分に使われているか?

香川県や各市町村は、
ため池ハザードマップを整備・公開しています。

しかし現実には、

  • 自宅や職場の近くに、どのため池があるか知らない

  • 決壊した場合、どこまで浸水するか見たことがない

  • 「農業関係者の話」として自分事になっていない

こうした状況が少なくありません。

情報が無いのではなく、
“使われていない” ことが最大の問題
なのです。


■ ここで問われるのが「企助」という視点

ため池の管理は、
基本的に行政や土地改良区などが担っています。

しかし、

  • 災害時、行政だけで即時対応できるのか

  • 夜間・休日に異常が起きたらどうするのか

  • 下流にある企業・店舗・事業所は、何を備えるべきか

この問いに対して、
明確な答えを持っている事業者は多くありません。

ここで必要になるのが、
本サイトが掲げる 企助(きじょ) という考え方です。


■ 企業・事業所にとって、ため池は「他人事」ではない

ため池の下流に立地する企業や店舗にとって、

  • 浸水による設備被害

  • 従業員の安全確保

  • 事業停止・長期休業

  • 物流・供給網の断絶

は、すべて BCP(事業継続)に直結する問題 です。

ため池は「農業の話」ではなく、
立地リスクそのもの なのです。


■ このポータルサイトで扱っていくこと

本サイトでは今後、

  • 香川県のため池リスクの整理

  • ハザードマップの読み解き方

  • 企業・家庭それぞれの備え方の違い

  • BCPにどう組み込むべきか

  • 「知らなかった」で済まされないポイント

を、
専門知識がなくても理解できる形 で解説していきます。

煽らない。
恐怖を売らない。
しかし、現実から目をそらさない。


■ 香川の防災は、ここから始まる

ため池は、
香川県の防災を考えるうえで
最も象徴的で、最も見過ごされやすい存在 です。

だからこそ、
このサイトの最初のテーマとして、
あえてここから始めます。

香川の未来を守るために。
地域と事業を守るために。

備えは愛だ。

次の記事では、
「ため池ハザードマップを“使える地図”に変える方法」
から、具体的に掘り下げていきます。

 

 

香川県防災ポータルサイト「ため池」

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