あらためて地震保険を見直していますか?―なぜ火災・地震保険が“いま”改めて重要なのか―

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あらためて地震保険を見直していますか?

―なぜ火災・地震保険が“いま”改めて重要なのか―

どうも、みのる防災のみのるです。
2025年の夏、日本の地震保険にひとつの節目が訪れました。
損害保険料率算出機構の発表によると――
全国の地震保険付帯率が、ついに「70%」を超えたのです。

🔹2024年度:地震保険付帯率 70.4%(統計開始以来、初の70%超)
出典:損害保険料率算出機構(2025年8月発表)

地震保険とは、火災保険にセットして加入する「地震・噴火・津波」に備える制度。
“保険に入っているつもり”でも、実は地震による火災や倒壊はカバー外というケースが多いのです。


1️⃣ なぜ、地震保険が“いま”見直されているのか?

地震保険は1966年に創設されましたが、
2025年になって注目が再燃しています。その理由は大きく3つ。

① 発生確率が「リアル」になった

能登半島地震をはじめ、全国で「想定外」が現実に。
地震調査研究推進本部の最新発表では、
南海トラフ地震の発生確率は今後30年以内に70~80%
まさに“いつ起きてもおかしくない”状況です。

② 被災後の「再建コスト」が急上昇

能登の住宅再建では、坪単価70万~80万 → 100万円超へ。
同じ場所に家を建て直すだけで、保険金が追いつかない現実が出ています。

出典:毎日新聞(2024年12月28日)「能登の住宅再建で漂う不安」

③ 「地震後の暮らしを守る」意識の広がり

2024年8月には香取慎吾さんと「じしんご」くんがCMに登場。
「しんごと地震後、考えよう。」というコピーが象徴するように、
保険の目的が“家を守る”から“生活を立て直す”へと変わりつつあります。

出典:日本損害保険協会地震保険 広報キャラクター起用」(2024年8月)


2️⃣ 数字で見る、地震保険の“現実”

地震保険の加入率(火災保険への付帯率)は上昇傾向にあります。

年度 全国平均 東京都 宮城県 鹿児島県
2010年度 48.3% 45.2% 67.8% 57.0%
2020年度 66.6% 60.1% 82.5% 70.3%
2024年度 70.4% 61.9% 83.1% 72.0%

出典:損害保険料率算出機構(2025年8月公表データ)

しかし――
東京都の付帯率はいまだに60%台。
被害想定が最大級の地域で“半数近くが未加入”という現実。
地震保険は“入る人が増えた”ではなく、まだ足りない備えなのです。

 

地震保険2

地震保険2

3️⃣ 火災保険だけでは「地震火災」は補償されない

「火災保険に入ってるから安心」
──これはもっとも多い“勘違い”のひとつです。

地震によって起きた火災、倒壊、津波による流失。
これらは火災保険の対象外です。
政府広報オンライン:防災・減災特集 2024年8月号より)

つまり、地震発生後の火災で自宅が燃えても、保険金が出ないのです。
地震保険は、火災保険に“セットでしか入れない”という仕組みですが、
逆に言えば、「セットしなければ守られない」分野でもあります。


4️⃣ 保険を“備え”として使う3つのポイント

✅ ① 補償範囲を理解する

地震保険の補償は「全壊・半壊・一部損壊」の3区分。
火災保険と違い、実費全額ではなく“再建のための支援金”の性格が強い。
→ いざという時の自己負担を見越しておく。

✅ ② 保険金の支払いまでの流れを把握

2025年6月、地震保険の損害調査システムに不備が発覚(122件の誤り)。
制度も完璧ではない。だからこそ「支払までの流れ」を理解することが重要。
→ 書類・写真・現地確認のフローを把握しておく。

出典:損害保険料率算出機構(2025年6月24日報道)

✅ ③ 定期的に見直す

築年数・構造・立地によって必要な補償額は変わります。
契約から5年以上経過しているなら、いま一度“いくら必要か”を再計算。
→ 特に木造住宅は地震保険料率が地域・構造区分で細かく改定されています。


5️⃣ 「備えは愛だ」──未来へのメッセージ

能登の被災地では、地震保険金の支払いが「再建の第一歩」になったという声が多く聞かれます。
保険とは「倒れた家を元に戻す」だけではありません。
“生活を取り戻す”ための時間を買う仕組みです。

だからこそ、
もう一度、自分の契約を見直してみてください。
地震保険を付けていますか?」ではなく、
「その保険、いまの暮らしに合っていますか?」


📘 まとめ

見直しポイント チェック項目
火災保険の内容 地震・噴火・津波が対象外でないか?
地震保険の契約年 5年以上前なら補償額・構造区分を再確認
家族構成・立地 再建コストを試算(坪単価×面積)
保険金支払い体制 写真・被害届・調査の流れを把握

📎 参考リンク(出典)


🧭 みのる防災より一言
保険は「お金の備え」。
しかし本当の意味では、生活と尊厳を守る備えです。
火災保険と地震保険を、いま一度“防災計画の一部”として見直しましょう。
備えは愛だ!


 

 

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